観戦日記第11章「采配の差、くっきり」
オレ流VS華(鼻)が無い人

2004年9月14日 阪神甲子園球場    阪神【先発:井川】VS中日【先発:川上】

この日は、前々から休みになることが決まっていて、ちょうど球場のチケも手に入ったので、行くことにしました。甲子園の中日戦、三塁側アルプス自由席。休みということで球場へも午後4時の開門と同時に中へ入れました。その分、アルプス席の最前列を確保できたのです。

しかし甲子園球場は、南側にバックスクリーンがあるわけですから、三塁スタンドは東側になります。つまり夕暮れ時と重なり、途轍もない日差しが私たちを直撃しました。暑さのあまり、スタンドとグランドを仕切るわずかなコンクリの陰になるように座りましたよ。その間、私たちの背後ではドラの選手達が練習中でした。

その時の写真を2枚ほど。
 ←去年は阪神に在籍していた長嶋清幸外野守備走塁コーチ
 ←これ、バルデスですよね?

スターティングラインナップも発表されました。以下の通りです。
中日 阪神
4 荒木 8 赤星
6 井端 5 関本
5 立浪 4 今岡
8 アレックス 7 金本
2 谷繁 9 桧山
7 大西 3 アリアス
3 渡辺 2 矢野
9 英智 6 鳥谷
1 川上 1 井川


中日のラインナップ見て、何か感じませんか?

…そう、立浪以外全員右打者なのです!!
福留がいればもう1人左が入りますが、怪我で戦線離脱しているので、その穴に右の英智が入ってます。
完璧に井川を潰すというイキオイ見え見え。ちなみにこの次の日、福原が先発の日にはレフトは左の井上でしたよ。



ちなみにこの三塁アルプスの最前列、場所柄めちゃくちゃレフトの選手がよく見えます。つまりアニキを見るには最高の場所になるわけで、「試合前の」六甲おろしがかかっているときに、レフト線近くに転がったボールをアニキが軽快にさばいているときに、あの顔がよく見て取れました。その瞬間、私の周囲のファンも…

「きゃぁ〜〜〜〜!」
「アニキぃ〜〜〜!!」

とまぁね、やはりアニキは人気者ですな。(謎)



もうすぐ試合開始という時刻。そろそろメシにしようと思い、甲子園駅前のアンスリーで買ったスポーツ紙片手に、今日の晩飯を取り出しました。その晩飯というのが…













きしめんです。
名古屋ということで、ゲン担ぎです。(名古屋の名物をぺロリというわけで…)



試合開始に先立ち、桧山の1000本安打を表彰するセレモニーが開かれました。





ところで今日の先発は、予想通りというか、井川と川上憲伸でした。
これまでに何度も「ライバル対決」と言われてきた両先発。
かたや去年の20勝投手、かたや巨人相手にノーヒットノーラン達成。
特に今年の阪神打線は、川上と山本昌を全くと言っていいほど打ちあぐねていて、今日の試合も微妙な予想をしていました。




…ところが。
2ウラ、阪神がいきなり1点先制。
このときに、中日の外野守備の恐ろしさを思い知りました。

大西、アレックス、英智と強肩揃いの外野守備。普通ならランナー一塁でも左中間を破るヒットが出れば、ランナーはホームに帰れます。しかしそれを許さないのが特にアレックス。もう1点入りそうな勢いでしたが、この守備に阻まれ、1人帰るだけでこの回は終わってしまいました。結局ランナーは三塁に残塁でした。

この後、3ウラ・5ウラと1点ずつどうにか加点し、川上を5回で引き摺り下ろしました。



6表にその代打で出たのはリナレスでした。これで殆ど使える右は消えた…と私も感じ、現にその次の代打には井上(下写真)が出てきましたからねぇ。まぁ後は左といえば森野、土谷程度だろうと思っていたのです。ちなみにこの日、若手代表(?)で幕田(#35)が一軍にいたようですが、左右どっちか知りません(爆)




この井上が出た後、レフトの大西は引っ込みました。しかりこの下写真、レフトスタメンの二人なんですが、ファンに対する態度がなんか微妙でした。というのも、私の両側で騒ぐファンがいました。
阪神の守備のとき、金本に向かって何度も「アニキ〜〜!」と叫ぶ子供達。しかしアニキ、試合優先の考えでか、殆ど返事すらせず。しかしこの子供達がそのウラ、大西に向かって「大西さぁ〜〜ん!」と叫ぶと、大西は少しこっちを向いて軽く頷いたんですよ。さすが去年の中日トップバッター(謎)。


ってか…そこの子供達よ…
お前ら誰でもいいのかよ!!





7表ごろから、井川がバテ気味になってきました。
しかしドラの得点表はたこ焼き状態(By福本豊)だったせいか、8ウラで井川の打席が回ってきたときも井川がそのまま出ました。私としては、「この動きは賢明ではなかろう…」とは思っていました。

で9回。
不安的中、先頭の立浪が出塁、続くアレックスはセンターフライ、5番谷繁も出塁で1死1塁2塁。次は6番長峰(中継ぎ投手)の打順ですから、誰か代打が出るはずです。谷繁の打席のときにネクストバッターズサークルを見ると、私の予想・柳沢(#32)OR森野(#8)を裏切り、そこにいたのは高橋光信(#0)。

この冬の北谷キャンプのとき、落合監督が「右の4番が欲しい」と目をつけていた高橋光信。落合監督に言わせると、「コイツの勝負強さは抜群」と評価していました。なんとか2ストライクまで追い込みましたが…

レフトスタンドからは数少ない中日ファンがチャンステーマの「狙い撃ち」を奏でます。一方大多数を占める阪神ファンは勝利を確信して風船を立て始めました。私の側の阪神ファンは「あんな高校野球のようなテーマを入れるなんて中日は…」などと言っていた矢先でした。







かきーーーーーーーーん!!


高々と舞い上がった打球は、阪神ファンの悲鳴と中日ファンの歓声を浴びながらレフトスタンドへ。





この瞬間、7月初頭以来の川上に黒星をつけるチャンスは消え失せました。
無残にも飛び交うジェット風船。
無残にも球場内遠い夜空にこだまする燃えドラ。



何を今さらな投手交替で久保田が3人をぴしゃりで抑えます。
…これなら、最初から9回を久保田に任せたらよかったんじゃないの?





11回表に登板した安藤4/14の甲子園の悲劇が蘇ります。
そして見事に、

1アウトランナーナシで谷繁を迎えます。

かきーーーーーーーーん!!


高々と舞い上がった打球は(ry


球場内遠い夜空にこだまする燃えドラ。
私の頭上を越えた空ペットボトル。


…あとはもういいですよね。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 1 4
阪神 0 1 1 0 1 0 0 0 0 0 0 3
川上→久本→山北→長峰→【勝】岡本【S】岩瀬
井川→久保田→【負】安藤

【ホームラン】
高橋光スリーラン谷繁ソロ


結局敗因は、状態の悪い井川を続投させたことにあるでしょう。
つまりはなし岡田君が悪いということになるでしょう。
去年の監督様なら、ぜったい9回は別の投手を投入して、「1試合の勝ちにこだわる」継投をしていたはずです。

しかしそれだけなのでしょうか。
先に触れたランナー残塁の場面でも、あと1本が出ればもっと楽になっていたはずです。
でもそれができませんでした。
結局は打撃面でも反省点の残る試合になったはずです。


…要は今年のコーチングスタッフ全員に問題があるということになるでしょう。
平塚を下げて和田さんを上げて島野さん連れてこよう!(謎)


…またね。

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